長期間のお休みをいただいたので、一人旅に出ようと思いました。
僕は旅行が趣味でいろいろな都道府県を回ったことがあるのですが、まだ行ったことがない長崎に旅行することにしました
「長崎旅行」と聞くと、まず思い浮かぶのはハウステンボスかもしれません。
しかし、今回は男一人旅でさすがに一人ハウステンボスは寂しすぎると思い、あえてハウステンボスには行かず、長崎の歴史や夜景、異国情緒を感じてきました!
この記事では、実際に僕が巡った3日間の旅程を、ご紹介します!
長崎で男一人旅を考えている方のモデルコースとして参考にしてもらえたら嬉しいです
1日目:長崎着~稲佐山展望台|一人で眺める世界新三大夜景
1日目の旅程
- 16:30 長崎空港着
- 17:30 ホテルチェックイン@ホテルJALシティ長崎
【交通手段】長崎駅からリムジンバスで長崎市内へ - 18:30 稲佐山展望台へ移動
【交通手段】長崎新地ターミナルから路線バスで淵神社駅へ → ロープウェイで山頂へ(約15分)
※ロープウェイは20分間隔、夜景時間帯は混雑していました - 19:00 夜景鑑賞
※日が暮れるまで時間をつぶしていました
1日目は夕方に着いたので夜景だけ見に行きました!
稲佐山展望台
稲佐山展望台は、モナコ・上海と並び、「世界新三大夜景」に選ばれています。
長崎市街と港を一望できる夜景は絶景でした!
一人で眺める夜景は少し寂しさもありますが、逆に自分と向き合える特別な時間になったと思っています。
📸 稲佐山展望台のお昼の様子
お昼でもきれいな眺望でした!

📸 稲佐山展望台の夜景
すごくきれいな夜景でした。


2日目:軍艦島~グラバー園~大浦天主堂
2日目の旅程
- 08:30 軍艦島クルーズ出発
【交通手段】ホテルから徒歩で長崎港へ(出島ワーフ近くの桟橋から乗船) - 11:30 長崎港帰着 → 出島ワーフへ移動
- 12:00 出島ワーフでランチ
- 13:00 グラバー園散策
【交通手段】出島ワーフから徒歩15分 or 市電「出島」→「石橋」下車 徒歩7分 - 14:00 大浦天主堂見学
- 15:00 軍艦島デジタルミュージアム
- 16:00 長崎孔子廟見学
【交通手段】ひたすら徒歩で歩き回りました - 18:00 長崎シティスタジアムで夜ご飯
2日目はひたすら名所を観光しました。
軍艦島やグラバー園など、長崎の歴史に触れることが出来ました!
軍艦島クルーズ
軍艦島(端島)は、長崎港から南西約19〜20kmの海上に浮かぶ人工島で、海底炭鉱として明治以降、日本の近代化を支えてきました。島の形が軍艦「土佐」に似ていることから「軍艦島」と呼ばれています。
軍艦島に行くまでに、三菱の造船所や高島に寄ることもできました。
幸いにも軍艦島にも上陸することが出来ました!(上陸率は60%ほどのようです)
廃墟となった島は圧倒的な迫力で男一人で歩くと、不思議とロマンを感じました!
📸 三菱造船所
中には入れないので、海の上から見ることが出来ました。大迫力!

📸 軍艦島
軍艦っぽく見えますか・・?笑

📸 上陸した軍艦島
ここは炭鉱の入り口のようです。

出島ワーフ
2000年に日蘭交流400周年を記念してオープンした、長崎港のベイエリアにある複合商業施設です。
📸 出島ワーフ
海鮮料理やラテアートのカフェなど、個性的な飲食店がたくさんありました!

グラバー園
グラバー園は、南山手の小高い丘に広がる洋館群と庭園を保存する施設です。幕末の1860年代に来日したスコットランド人・トーマス・グラバーらの旧邸宅を含む複数の国指定重要文化財が集まっています。
異国情緒漂う洋館を散策して歴史を感じることが出来ました!
緑あふれるスポットなので歩いているだけでも癒しを感じることが出来ました。
📸 グラバー園
天気がよくて気持ち良かったです。

大浦天主堂
大浦天主堂は、1864年に完成した日本に現存する最古のゴシック様式のカトリック教会です。
白い教会は荘厳な雰囲気で、一人でもじっくり味わえる空間でした。
ただ、入場料1,000円に対して見学時間は30分ほどだったのでコスパは悪いかもしれないです。
📸 大浦天主堂
非常に大きな境界でした!

軍艦島デジタルミュージアム
大浦天主堂は、1864年に完成した日本に現存する最古のゴシック様式のカトリック教会です。
デジタル技術が大好きなので、名前に惹かれて立ち寄りました!
VRゴーグルで軍艦島の立ち入り禁止区域のバーチャルツアーが出来たりと、軍艦島に関してデジタル技術を通してより深く学ぶことが出来ました!
軍艦島3Dが故障で見れなかったのが非常に残念でした。
📸 軍艦島デジタルミュージアム
町の中に存在するので入口はやや分かりづらいです。

長崎孔子廟
1893年(明治26年)、清国政府と在日華僑の協力で建立された、日本で唯一の本格的な中国様式の孔子廟です.
孔子と言えば数々の名言で知られています。孔子のことを良く知ることが出来ました。
また、中で線香をあげることもできるので、中国の寺院を体験することが出来ます。
📸 長崎孔子廟
中国風の立派な建物です。

📸 長崎孔子廟の展示
唯一撮影OKのスポットでした。孔子の名言が飾られています。

長崎シティスタジアム
2024年10月14日に開業した、Jリーグクラブ V・ファーレン長崎 のホームスタジアムを中心とする複合施設で、サッカースタジアム、アリーナ、ホテル、商業施設、オフィスなど、5つの主要コンポーネントで構成されています。
この日はちょうどアマチュアサッカーの試合が行われていました。
出来たばかりの施設とのことで非常にきれいな施設でした。
Jリーグの試合が無くてもスタジアムの中に入ることが出来ました!
📸 長崎シティスタジアム
サッカーの試合を見ながら佐世保バーガーを食べました。

3日目:長崎原爆資料館で歴史を学ぶ
- 09:30 ホテル出発
- 10:00 長崎原爆資料館 見学開始
【交通手段】市電「観光通」→「原爆資料館」下車(約20分) - 13:00 平和公園を散策
- 14:00 眼鏡橋を見学
- 【交通手段】市電「原爆資料館」→「市役所」下車(約20分)
- 15:00 出島和蘭商館跡を見学
- 18:00 長崎空港へ移動
*ホテルに預けていた荷物をピックアップ
【交通手段】長崎新地中華街からリムジンバス(約45分) - 20:20 フライト出発
最終日は「長崎原爆資料館」で、戦争の悲惨さや平和の大切さを学びました。
観光気分から一転し、心に深く残る体験でした。
長崎原爆資料館
長崎に投下された原爆の「被爆の惨状」、爆弾が投下されるまでの過程、長崎の“復興”、核兵器開発と平和への願いをストーリー性のある展示で分かりやすく解説している資料館です。
今まで原爆関連に関して學校教育以外で学ぶ機会が無かったので、ここで改めて原爆の恐ろしさを学ぶことが出来ました。楽しい気分に離れないですが、人生のために行く価値が非常に大きいと感じました。
📸 長崎原爆資料館
中の写真は撮れないので入口の写真です。

平和公園
原爆犠牲者の冥福と恒久平和を願う祈りの空間で、原爆資料館の近くにあります。
ここでも原爆の跡を通じて、非常に考えさせられました。原爆資料館に行ったならこちらにも足を運んでみることをお勧めします。
📸 平和公園
平和祈念像

出島和蘭商館跡
「出島和蘭商館跡(でじまおらんしょうかんあと)」は、江戸時代に唯一外国との貿易が許されていた長崎の出島に置かれていたオランダ商館の跡地です。鎖国下の日本において、西洋の文化・学問・医術・技術がこの場所を通じて伝わり、日本の近代化に大きな役割を果たしました。
当時のオランダ商館の名残を感じることが出来ます!
一部中に入ることも出来、中には船長の部屋等もありました。
📸 出島和蘭商館跡
ここは当時の名残が残っている様子でした

眼鏡橋
眼鏡橋は、長崎市中心部を流れる中島川に架かる石橋で、日本最古のアーチ型石橋として知られています。
1634年(寛永11年)、興福寺の唐僧・黙子如定(もくすにょじょう)によって架けられました。
可愛い橋でした!眼鏡橋以外にも通りにはたくさんの石造りの橋がかけられていました。
📸 眼鏡橋
可愛い橋が架かっていました。

移動手段に関して
今回の旅では「レンタカーを借りるか、それとも公共交通機関で回るか」を少し迷いました。
しかし、長崎市内には 路面電車とバスが非常に充実 しており、観光スポットも市街地に集中しています。
実際に利用してみると、
- 稲佐山展望台:路線バス+ロープウェイ
- 軍艦島クルーズ:港まで徒歩でOK
- グラバー園・大浦天主堂・出島:路面電車や徒歩でアクセス可能
- 原爆資料館・平和公園:路面電車一本で行ける
このように、公共交通機関だけで十分スムーズに移動できました!
男一人旅なら荷物も少なく、路面電車やバスを使う方が気軽でコスパも良いと感じました!
まとめ|男一人旅だからこそできる長崎の楽しみ方
今回の長崎3日間男一人旅では、
- 世界新三大夜景「稲佐山」
- 廃墟の迫力ある「軍艦島」
- 異国情緒あふれる「グラバー園」「大浦天主堂」「出島和蘭商館跡」
- 平和を学ぶ「原爆資料館」「平和公園」
などを効率よく巡ることができました。
「ハウステンボスに行かなくても、長崎は十分楽しめる」
これが実際に訪れてみた率直な感想です。
男一人旅だからこそ、自由に気ままに、自分だけの長崎を味わえるのも大きな魅力でした。
また、一人だからこそ原爆資料館のようなしんみりするスポットにも立ち寄ることが出来ました!
長崎で一人旅を計画している方は、ぜひこのモデルコースを参考にしていただけると嬉しいです!
コメント